今日の夕飯、なんとなくスーパーで買ってきた“もずく酢”を食べたの。
特に好きってわけじゃなかったし、なんなら「酸っぱいのはちょっと…」って避けてたはずなのに、今日は手が伸びたのよね。
一口目、あの独特のツルッと感と、きゅっとくる酸味が口いっぱいに広がって。 「うわっ、やっぱ酸っぱい!」って顔をしかめたけど、不思議ともう一口、また一口って手が進んでた。
冷蔵庫から出したばかりのもずく酢は、冷たくて、喉を通るときにスッと染みわたる感じがした。 その時ふと、「ああ、私って今、ちょっと疲れてたんだな」って思ったのよね。
酸っぱいものって、元気がないときに欲しくなるっていうけど、たぶん体がちょっと目を覚ましたかったんだと思う。
夕食のメインは別にあったのに、気づいたらもずく酢の存在感が一番大きくて、ちょっと笑っちゃった。
小さなプラスチックのカップに入ったあのもずく酢が、なんだか“私の今日の救世主”みたいに感じたの。
“栄養”って、体のためだけじゃないのかもね。 こうやって、「ああ、美味しい」って思える瞬間が、心の栄養にもなってるんだろうな。
ごちそうさまを言うとき、ちょっと背筋が伸びた気がした。
明日もきっと忙しいけど、また“美味しい”って思えるもの、食べたいな。
👠「オネェの“もずく酢と夜”日記でした。あんたもたまには体の声、聞いてあげなさいな。体が欲しがるもの、意外と心も求めてるのよ。」
💡ちょっと補足:この記事だけじゃ物足りないアナタには、この解説記事もあるわよ!