たまたま古本屋で見つけたの。
ちょっと色あせた「シンデレラ」の絵本。
表紙の端っこが少しめくれてて、
中のページには子供の字で名前が書いてあったのよね。
「○○ちゃんへ おたんじょうびおめでとう」って。
なんかもう、それだけで胸がキュッとなって──
思わず手に取って、ページをめくってた。
描かれてたのは、あたしの知ってるシンデレラ。
でもね、なんでかしら。
子供のころには気づかなかった“彼女の強さ”が、
今はちゃんと見えるのよ。
理不尽に耐えて、傷ついて、
それでも人を恨まない優しさを持ってて。
魔法が解けたって、自分の夢は解けなかった。
ガラスの靴はね、ただのアイテムじゃないの。
彼女の勇気と希望の結晶なのよ。
そしてね、王子が見つけたのは、
ガラスの靴が合う足じゃなくて──
あの夜に見せた、彼女のまっすぐな瞳だったんじゃないかって、
涙がにじんだの。
そっと本を閉じて、ふうっと息を吐いたとき、
まるで魔法がちょっとだけ自分にもかかったような、
そんな気がしたのよね。
👠「オネェの“とけない夢のページ”でした📖💞
アンタ、どんなに泥だらけになっても、
あなたの中の“ガラスの靴”は割れないわ。
傷ついても、夢を見なさい。
王子様が来るかどうかなんて関係ない。
あなたがあなたを迎えに行くのよ💋」