今日は天気がよかったから、
近所の公園でひと息つくことにしたの。
ベンチに腰を下ろして、ふぅ〜ってひと呼吸ついた瞬間──
ズリッズリッと足音(?)が近づいてきたのよ。
そう、鳩。しかも3羽。しかもめっちゃ距離近いの。
「やだ、なにこのフランクな感じ」って思いながらも、
目が合っちゃったら最後、あたしもう観察モードよ。
あの首をカクカクさせながら歩くスタイル、
何回見ても謎。人間だったら完全にクセ強めの人よね。
でもさ、よく見るとけっこう目つき鋭くて、
「このベンチ、アンタの縄張りか?」って圧感じるのよ。
たぶんエサ目当てなんだけど、あの無言の圧に負けて
カバンの中にあったコンビニパンの耳をちょっと投下してみたの。
すると…まるで戦国時代。
どこからともなく他の鳩たちがワラワラ集まり、
ついさっきまで平和だった公園が突如、鳩パーティ会場に。
1羽がパンをくわえて逃げれば、
他の2羽がそのあとを猛追。
なによこれ、リアル「弱肉強食」じゃないのよ。
ちょっとドキドキしながら見守ってたけど、
そのうち1羽がパンを丸ごと独占して、ドヤ顔で木陰へ。
…なんかあたし、学んだ気がするわ。
「早い者勝ちって、いつだって理不尽よね」って。
そのあと、残された鳩たちがこっちをチラ見してくるから
「いや、もうないから」って言ったら、
ふいにそっぽ向いて飛び立っていったのよ。
…ちょっと寂しかったわ。なんなのよもう。
👠「オネェの“鳩日記”でした。あの公園の鳩たち、地味だけど人生の縮図よ。静かな午後の中で、しれっと哲学を投げかけてくるんだから侮れないわよね〜🐦」
💡ちょっと補足:この記事だけじゃ物足りないアナタには、この解説記事もあるわよ!