今日のランチは──
迷わず「うどん」に決定。
いや、正確に言うと“迷ってないふり”をしてたけど、本当は朝からずっと心は決まってたのよ。
冷蔵庫にあったのは、賞味期限ギリギリの冷凍うどん。
ちょっと乾きかけた長ネギと、気づいたら黄身が大暴れしそうな卵もいた。
つまり、これはもう“今こそ食べるとき”っていう運命だったのよね。
お湯を沸かして、うどんをゆがきながら、
「うどんってさ、何にでもなれるのよね」って思ったの。
つゆ次第で和風にもなるし、カレー粉で攻めればエスニックにも。
でも今日はシンプルに──“かまたま”。
あっつあつのうどんに、生卵ポトン。
しょうゆを一回し、刻んだネギをふわっと乗せて、あとはグリングリンと混ぜるだけ。
湯気の中から立ち上がる香りがもうね、暴力的よ。
「食べてみなさいよ…ほら…」って誘ってくる。
ひと口すすると、ツルッ、モチッ、ジュルッ…はい、優勝。
もう仕事のこととか、午前中のちょっとしたイライラとか、全部どうでもよくなる味。
うどんの力って、カロリーだけじゃないわね。情緒にも効くのよ。
途中で七味をふって味変したら、
また別の顔を見せてくれて、あたしもうドキドキ。
うどん相手にときめくって、我ながら安上がりだなって思いつつ、
最後の一本まで、しっかり、しみじみ、噛み締めたわ。
食べ終わったあとの器を見ながら、
「はぁ〜今日もなんとかなるか」って、思わずつぶやいちゃったの。
人って、温かくて丸いうどん一本で、ちょっと前向きになれるのよ。不思議だけど本当の話。
👠「オネェの“うどん日記”でした。派手さはないけど、あったかさは満点。うどんって、胃袋だけじゃなくて心にも染みる存在なのよね〜🍲」
💡ちょっと補足:この記事だけじゃ物足りないアナタには、この解説記事もあるわよ!