今日は朝から町内清掃の日。
正直言うと、前日まで「めんどくさいな〜」って思ってたのよ。
でも予定表に書いちゃった以上、サボるわけにもいかず、エプロン姿で出動よ。
朝の空気は思ったよりひんやりしてて、少しだけシャキッとした。
集合場所には、すでにご近所さんたちがパラパラ集まってきてたわ。
普段は挨拶だけの人たちも、軍手をはめるこの日はちょっとだけ距離が近くなるのよね。
ごみ袋を広げて、ほうきを片手に歩き出す。
道路の端にたまった落ち葉、吸い殻、紙ゴミ…普段は気に留めないような小さな汚れが、こういうときにはよく目に入るの。
「おはようございます〜」
「お疲れさまです〜」
こういう短いやりとりが、朝の空気をほんのり温めてくれるのよ。
途中、近所の子どもたちが遊んでる姿もチラリ。
「ありがとう!」なんて言われると、なんだか照れくさいけど、ちょっと嬉しくもなるわね。
30分ほど黙々と掃除して、終わった頃にはゴミ袋がずっしり。
ちょっと汗ばんだ額をぬぐいながら、「あー、終わった…」と小さく達成感。
誰に褒められるわけでもない、誰にも見られてない作業だけど、こうやって町が少しだけきれいになるのって、やっぱり気持ちいいのよ。
家に戻ってシャワーを浴びたあと、冷たいお茶を飲みながらふと思ったの。
こういう“誰かのため、でも結局は自分のため”の時間って、大人の生活の中では意外と大事なのかもねって。
👠「オネェの“町内清掃”日記でした。面倒でも、誰かの手で保たれてる“きれい”があるのよ。たまには黙って汗かくのも、悪くないわよ。」
💡ちょっと補足:この記事だけじゃ物足りないアナタには、この解説記事もあるわよ!