今日はなんだか甘いものが食べたくなって、コンビニのスイーツコーナーをふらふら。
そこで目に入ったのが、もなか。
ケーキやプリンに目移りしかけたけど、今日は妙にそのもなかが呼んでたのよね。
シンプルな包装、控えめな主張。でも、逆にそれが「わかってるわね」とでも言われてるようで、レジに連れて行ったわ。
お茶を淹れて、ひとりおやつタイム開始。
袋を開けた瞬間の、あの軽やかな甘い香り。
もなかの皮の、ふわっとした香ばしさがまず鼻をくすぐるのよ。
そっと一口かじると──
サクッとした薄皮の中から、ぎゅっと詰まった餡がこんにちは。
甘すぎない、でもしっかりとした存在感のあるあんこ。
この控えめで上品な甘さが、疲れた心と体にじんわり染みていくの。
「やっぱり日本人でよかったわ…」なんて大げさなことを心の中で呟きながら、ひと口ずつゆっくり味わった。
洋菓子の派手さもいいけど、和菓子の静かな余韻ってやっぱり別格よね。
お茶と一緒に食べると、余計にほっとするの。
ああ、こういう“特に何もない日”に、静かにおいしいものを食べるって、ものすごく贅沢なのかもしれないわ。
食べ終わった後の軽やかな満足感。
お腹も心もちょうどいい具合に満たされて、なんだか今日が少し優しくなった気がしたの。
👠「オネェの“もなか日記”でした。派手じゃなくても、じんわり幸せにしてくれるものって、ちゃんとあるのよ。甘さは量じゃなくて、沁みるかどうかなのよ。」
💡ちょっと補足:この記事だけじゃ物足りないアナタには、この解説記事もあるわよ!