今日はついに、固定資産税の納付書と向き合う日が来たのよ。
ポストに届いてから何日も放置してたけど、さすがにそろそろ支払わなきゃ…って、朝のコーヒーを飲みながら覚悟を決めたわ。
納付書の金額欄を改めて見た瞬間、毎度のことながら「高っ!!」と声が出る。
税金ってほんと、請求されるたびに現実感がなくなる数字を叩きつけてくるのよね。
「まあ…払わないわけにはいかないんだけどさ…」と小声で愚痴をこぼしながら、スマホでサクッと納付完了。
便利な時代よ。昔ならわざわざ銀行やコンビニに行ってたのに、今は家の中で一瞬でお金が消えていく。
払った直後、口座残高を確認してまた小さくため息。
でもね、不思議とそのあと少しだけ肩の荷が下りた感じがしたの。
「これでまたしばらくは大丈夫」っていう妙な安心感。
税金って、払う瞬間は憎たらしいけど、払ったあとは「義務果たしたわ!」って気分になるのよ。
このお金も、どこかで道路になったり、街灯になったり、図書館の本になったりしてるのかな…と思うと、まあ完全に無駄ってわけでもないのかもね。
少しだけそう思うことで、なんとか心のバランスを取ってるのよ。
夕方はいつものようにお風呂にゆっくり浸かって、湯船の中で「今年もひとつ、大人の務めを果たしたわね」って自分を労ってあげたの。
──義務を果たすって、地味だけどちょっと誇らしいのよね。
👠「オネェの“納税完了”日記でした。税金は重いけど、払えるだけでまだ健全よ。焦らず、地に足つけて、自分のペースで歩きなさいな。」