今日は、ほんっとに久しぶりにカラオケに行ってきたの。
一人で行くのもなんだか気が引けて、ずっと行けてなかったんだけど、今日はもう“歌いたいスイッチ”が入っちゃって。
勢いでヒトカラ、決行よ。
入った瞬間、あの独特のカラオケの匂いと、ちょっと湿気た感じのソファー。 ああ、これこれって、なんだか懐かしさで笑ってしまった。
最初は軽めに90年代のJ-POPを入れてたんだけど、気づけば喉ちぎれるくらい熱唱してた。 誰にも聞かれてないのをいいことに、感情ぶち込むように歌ってたわ。
途中で大好きなバラードを入れたときは、不覚にも涙が出そうになったの。 いやね、歌詞って不思議よ。 昔は何とも思わなかった一節が、今の自分に突き刺さったりするのよね。
「なんでこの曲、今こんなに刺さるのよ…」なんて思いながら、マイク持つ手をぎゅっと握りしめてた。
カラオケって、ただの娯楽じゃないわね。 心の中に詰まった“もやもや”や“しんどさ”を、声に乗せて外に出すための場所なのかも。
採点機能?今日ばかりはそんなもん、どうでもよかったわ。
最後はアップテンポなやつで締めて、ちょっとだけ飛び跳ねながら歌ったら、なんだか肩の力が抜けてた。
帰り道、喉はガラガラ、でも心はスッキリ。
──また行こう、もっと気軽に。もっと自由に。
👠「オネェの“熱唱カラオケ”日記でした。叫びたくなったら、音程なんて気にせず歌いなさい。声にすることでしか、癒せない気持ちもあるのよ。」