今日は仕事が終わってから、久しぶりに“何もしない時間”を作ろうと思って、サブスクでディズニー映画を流してみたの。
選んだのは「ラプンツェル」。 昔観たことはあったけど、なんとなくまた観たくなったのよね。
最初はBGM代わりのつもりで流してたのに、気づいたら画面にくぎ付けになってた。 あの鮮やかな色彩、キャラクターの表情、音楽──ディズニーの世界観って、何度観ても“全部ここにいる”って錯覚するのよ。
「夢を追いかけたい気持ち」と「怖くて動けない気持ち」の間で揺れるラプンツェルの姿が、なんだか自分と重なって見えた。
──やりたいこと、あるけど怖い。 誰かの期待を背負うのはしんどいけど、誰にも期待されないのも寂しい。
そんな気持ち、私にもあるなあって。
ディズニー映画って、きれいごとだけじゃなくて、どこかで“痛み”を描いてるのよね。 それを歌にして、色にして、物語にして、そっと背中を押してくれる感じ。
エンドロールが流れる頃には、なんだか泣きたくなってた。
──ああ、私、ちょっと疲れてたのかも。
画面を閉じたあと、部屋の明かりを落として、しばらくぼーっとしてた。 自分の夢って何だっけ、とか、このままでいいのかな、とか。
答えは出ないけど、それでいいのかもしれない。
たまには、何かに委ねて感情を揺らす時間、必要よね。
明日からまた、現実に戻る。でも今日の私は、ちょっとだけ優しくなれそう。
👠「オネェの“ディズニーと夜”日記でした。たまには夢見る世界に飛び込んで、泣ける自分も愛してあげなさいな。映画って、心の換気扇なのよ」
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